「ウエルシアのシニアパスポートを作りたいけれど、レジで何と言えばいいのかわからない」「アプリに入れたはずなのにパスポートが表示されない」とお困りではありませんか。
実は私も最初は仕組みがよくわからず、少し戸惑ってしまいました。毎月15日と16日にポイントが3倍になるこのお得な制度は、60歳以上の方なら使わない手はありません。
この記事では、私が実際に調べた入手方法や、意外と知られていない注意点について詳しくお話しします。
記事のポイント
- 店頭でのカード発行手順と必要なもの
- アプリにパスポートが表示されない原因と解決策
- ポイント3倍デーの対象商品と賢い活用法
- WAON POINTとVポイントの二重取りテクニック
ウエルシアシニアパスポートの入手方法と発行手順

まずは、最も基本となるシニアパスポートの入手方法について解説します。物理的なカードをもらう方法と、スマホアプリで表示させる方法の2通りがあります。
それぞれの特徴や手続きの流れを整理しておきましょう。どちらの方法を選ぶにしても、手続き自体は非常にシンプルで、難しい書類記入などは一切ありません。
対象年齢は何歳から?必要な本人確認書類
ウエルシアのシニアパスポートを作れるのは、満60歳以上の方です。ここで多くの方が勘違いされがちなのが「65歳からではないか?」という点です。
確かに、行政のサービスや他のスーパーマーケットのシニア割引などは「65歳以上」を対象としているケースが多いため、混同してしまうのも無理はありません。
しかし、ウエルシアの場合は60歳の誕生日を迎えたその日から対象となります。定年退職を迎えるタイミングや、還暦のお祝いの時期に合わせて作成できるのが嬉しいポイントですね。

申し込みには、年齢を確認できる公的な本人確認書類の提示が必須となります。これは、不正にポイント倍率を受け取ることを防ぐために厳格に運用されています。
有効な本人確認書類の例
- 運転免許証
- 運転経歴証明書(免許返納済みの方)
- マイナンバーカード(表面のみ提示)
- パスポート(旅券)
- 身体障害者手帳など
確認される最重要項目は「生年月日」です。例えば、引っ越しをしたばかりで免許証の住所変更が済んでいない場合や、実家に帰省中で現住所と異なる場合でも、生年月日さえ公的書類で証明できれば問題なく発行してもらえます。
マイナンバーカードを提示する際は、裏面の個人番号(マイナンバー)が見えないように、専用のケースに入れたまま提示するか、手で隠して表面だけを店員さんに見せるようにしましょう。店員さんもその点は教育されていますので、番号を控えられるようなことはありません。
店頭での作り方と年会費や更新手続き
スマホの操作に自信がない方や、アプリの不具合が心配な方、あるいは手元に物理的なカードを持っておきたいという方には、店頭での発行が最も確実でおすすめです。私も最初は、買い物のついでにレジで作ってもらいました。
作成の流れは驚くほど簡単です。レジで会計をする際、または調剤薬局の受付カウンターで、店員さんに「シニアパスポートを作りたいです」と声をかけてください。
そして、用意しておいた本人確認書類を提示します。店員さんがその場で生年月日を確認し、対象年齢であることがわかれば、すぐにカードを手渡してくれます。
申込書に住所や電話番号を記入したり、印鑑を押したりといった面倒な手続きは一切ありません。

| 入会金・年会費 | 完全無料 |
|---|---|
| 申込書の記入 | 原則不要(カード裏面への自署のみ) |
| 発行までの所要時間 | 即時(確認含め1分程度) |
| 更新手数料 | 無料 |
受け取ったカードの裏面には署名欄があります。署名がないカードは、万が一の紛失時や、厳格な店舗での利用時に無効とされる可能性がありますので、その場でボールペンを借りて書くか、帰宅後すぐに記入するようにしましょう。
また、シニアパスポートには「発行から1年間」という有効期限が設定されています。カードの表面や裏面に日付印が押されているはずです。「期限が切れたらまた面倒な手続きが必要なの?」と不安に思うかもしれませんが、心配無用です。
更新手続きも無料で行えます。期限が切れたカードと本人確認書類を再度レジで提示すれば、新しいカードへの交換や、更新印の押印をその場で迅速に行ってくれます。
久しぶりにお店に行って「あ、期限が切れてる!」と気づいた場合でも、その日の買い物からすぐに特典を受けられますので、遠慮なく店員さんに伝えてください。
アプリにシニアパスポートが表示されない対処法
最近は「財布の中身を減らしたい」「カードを持ち歩くのが面倒」という理由で、ウエルシアグループアプリを利用する方が急増しています。しかし、ここで非常に多くのユーザーが直面するトラブルがあります。それが「アプリを入れたのに、シニアパスポートが表示されない」という問題です。
「会員登録も済ませたし、TカードやWAON POINTカードの連携もした。それなのに、バーコード画面にシニアマークが出てこない…」とお悩みの方、実はアプリをインストールしただけでは、シニアパスポート機能は有効にならないのです。
これが最大の落とし穴であり、公式サイトの案内を見ても少し分かりにくい部分でもあります。
【表示させるための必須条件】 アプリ内の「アンケート」に回答し、ご自身の正しい生年月日をシステムに登録させる必要があります。
具体的な操作手順を詳しく解説します。
- まず、ウエルシアグループアプリを起動し、ログイン状態であることを確認します。
- ホーム画面の右下(またはメニュー内)にある「その他」というタブをタップします。
- メニュー一覧の中に「アンケート」という項目がありますので、それを選択します。
- アンケートフォームが表示されますので、性別や郵便番号とともに、「生年月日」を正確に入力して送信してください。

このアンケート回答というアクションがトリガーとなり、システム側で「この会員IDは60歳以上である」というフラグが立ちます。その結果として、アプリの会員証画面(バーコードが表示される画面)に、シニアパスポートのロゴやマークが表示されるようになるのです。
ここで一つ注意点があります。アンケートに入力した生年月日は、原則として後から変更できません。誤って入力してしまうと、いつまで経ってもパスポートが表示されない原因となりますので、送信ボタンを押す前に必ず再確認してください。
反映までのタイムラグと再起動
アンケートに回答して「送信完了」となっても、すぐには画面に反映されないことがよくあります。サーバー側でのデータ処理に数分から10分程度の時間がかかるためです。
回答後は、一度アプリを完全に終了(バックグラウンドからも消去)させてから再起動するか、15分ほど待ってから再度確認してみてください。それでも表示されない場合は、スマートフォンの電源を入れ直してみるのも有効な手段です。
紛失時の再発行や代理人が手続きできるか
物理カードを利用している場合、うっかり紛失してしまうことは誰にでも起こり得ることです。「なくしてしまったら怒られるのではないか」「ポイントが全部消えてしまうのではないか」と不安になる必要はありません。
ウエルシアのシニアパスポートは、あくまで「年齢確認証」としての役割が主であり、ポイントデータそのものは連携しているTカードやWAON POINTカード側で管理されています。
したがって、シニアパスポート自体を紛失しても、貯めていたポイントがなくなることはありません。
再発行の手続きも非常に簡単です。店頭に行き、初回作成時と同じように本人確認書類を提示して「カードをなくしてしまったので再発行をお願いします」と伝えれば、その場ですぐに新しいカードを発行してもらえます。もちろん、再発行手数料も無料です。

一方で、よくある質問として「本人が店に行けないので、家族が代わりに作れますか?」というものがあります。結論から申し上げますと、原則として代理人による発行は認められていません。
これは、年齢詐称やカードの不正譲渡を防ぐためのルールです。たとえご本人の運転免許証をご家族が持参したとしても、レジで「ご本人様にお越しいただく必要があります」と断られるのが一般的です。
しかし、ご本人が病気や足腰の不調でどうしても来店が困難な場合など、やむを得ない事情があることもあるでしょう。その場合は、事前に利用予定の店舗へ電話で相談してみることを強くおすすめします。
店舗責任者の判断により、特例的な対応が検討される可能性もゼロではありませんし、訪問調剤などを利用されている場合は薬剤師さんが対応してくれるケースもあるかもしれません。ただ、基本ルールとしては「本人の来店が必須」であることを理解しておきましょう。
また、ご家族のスマホにアプリを入れて設定する場合も、操作はご家族が行っても構いませんが、利用時はご本人が一緒でないと特典が適用されない場合があるため注意が必要です。
TポイントやWAON POINTとの連携設定
ウエルシアのポイント制度は近年大きく変化しました。以前は「Tポイント(現在のVポイント)」のみでしたが、現在はイオングループの「WAON POINT」が主軸となっています。
シニアパスポートの特典を最大限に享受するためには、このポイントシステムの理解と連携が欠かせません。
かつてはTカードさえ出していればシニア特典を受けられましたが、2024年の制度改定以降、シニアパスポートのポイント3倍特典を受けるにはWAON POINTカード(またはアプリのWAON POINT会員証)の提示が必須条件となりました。
もし、今まで通りTカード(Vポイントカード)だけを提示してシニアパスポートを出しても、ポイントは通常倍率(0.5%)のままであり、3倍にはなりません。これは非常に大きな機会損失となります。
最もスマートな運用方法は、ウエルシアグループアプリに「WAON POINT」と「Vポイント(Tカード)」の両方を紐付けておくことです。手順は以下の通りです。
- ウエルシアグループアプリをダウンロードし、「ウエルシアメンバー」に登録(ウエルシアID作成)します。
- アプリ内の設定画面から「WAON POINT」の登録情報を入力し、連携させます。
- 同様に「Vポイント(Tカード)」の登録情報も入力し、連携させます。

このように両方のカードを登録しておけば、レジでアプリのバーコードを一つ提示するだけで、WAON POINTとVポイントの両方が自動的に読み込まれます。店員さんに「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれた際も、スマホ画面を見せるだけで完了するので、カードを探す手間も省けます。
なお、物理カード派の方も、WAON POINTカードとVポイントカードの2枚を持ち歩き、会計時に両方を提示することで同様にポイントの二重取りが可能です。少し手間に感じるかもしれませんが、年間で見ると数千円、数万円の差になって返ってきますので、ぜひ両方のカードを用意することをおすすめします。
ウエルシアシニアパスポート入手方法とポイント活用
無事にシニアパスポートを入手し、アプリやカードの準備が整ったら、次はいよいよ実践的な活用方法です。「ただ持っているだけ」ではもったいないこのパスポート。お得に買い物をするための具体的なルールや、私が毎月実践しているポイント活用術を詳しくご紹介します。
毎月15日と16日のポイント3倍デーの仕組み
シニアパスポートを持つ最大のメリットは、何と言っても毎月15日と16日に開催される「シニアズデー」です。この2日間は、お買い物の際にシニアパスポートとWAON POINTカードを提示することで、基本ポイントが通常の3倍になります。
具体的な数字で見てみましょう。
- 通常日:100円(税抜)につき1ポイント付与(還元率1.0%)
- シニアズデー(15・16日):100円(税抜)につき3ポイント付与(還元率3.0%)
例えば、税抜5,000円分のまとめ買いをした場合、通常なら50ポイントしかつきませんが、シニアズデーなら150ポイントも貯まります。
さらに、Vポイントカードも提示していれば、別途200円につき1ポイント(0.5%)が付与されるため、合計還元率は驚異の3.5%に達します。銀行の金利が0.001%という時代に、日用品を買うだけで3.5%もの還元が得られるのは破格の待遇と言えるでしょう。
私は、トイレットペーパー、洗剤、シャンプーなどの腐らない日用品や、お米、調味料などの常備食材は、必ずこの15日か16日にまとめて買うようにスケジュールを組んでいます。「あ、洗剤が切れそう」と思っても、数日待てるなら15日まで我慢する。これだけで年間の節約効果は段違いです。
24時間営業店舗での注意点
24時間営業のお店の場合、「15日」がいつから始まるのか気になるところです。基本的には朝7:00から適用開始となる店舗が多いですが、システム上0:00から切り替わる店舗もあります。
早朝や深夜に利用される場合は、念のため店員さんに「今はシニアポイント3倍の時間ですか?」と確認するのが確実です。
お酒や処方箋などポイント倍付け対象外の商品
「お店にあるものなら何でも3倍になる」と思い込んで買い物カゴを満杯にすると、レジで思わぬ誤算が生じることがあります。実は、シニアパスポートの特典対象外となる商品カテゴリーがいくつか存在するのです。
特に問い合わせが多く、勘違いしやすいのが「お酒(アルコール類)」です。

| カテゴリー | シニアズデー3倍適用 | 備考 |
|---|---|---|
| 医薬品・化粧品 | ◯ 対象 | 高単価な化粧品などは狙い目 |
| 日用品・食品 | ◯ 対象 | お米や飲料水もOK |
| 酒類(ビール・チューハイ等) | × 対象外 | 基本ポイント(1%)のみ付与 |
| 処方箋調剤 | × 対象外 | 健康保険適用のため公定価格 |
| タバコ・地域指定ゴミ袋 | × 対象外 | ポイント付与自体がない場合が多い |
| POSAカード(Amazonギフト等) | × 対象外 | プリペイドカード購入は対象外 |
ビールや日本酒、ワインなどをケースでまとめ買いしても、残念ながらポイントは3倍にならず、通常の1倍のままです。
これは、健康増進を目的とするドラッグストアの社会的役割や、過度な飲酒誘引を防ぐという観点、さらには酒税法などに関連する業界の自主規制によるものです。
ただし、「ノンアルコールビール」に関しては、食品扱いとしてポイント倍付けの対象になる店舗が多いようですが、これも厳密には店舗の設定による場合があるため、大量購入の前に確認することをおすすめします。
また、処方箋薬も対象外ですが、待合室で購入するのど飴や健康食品などはもちろん対象になります。
他の割引クーポンと併用する際のお得なルール
ウエルシアでは、公式LINEアカウントやアプリ、あるいは「ガチャモール」などで、「1品10%OFFクーポン」や「好きな商品1品20%OFF」といったクーポンが頻繁に配布されています。これらとシニアパスポートの併用については、非常に嬉しいルールになっています。
結論から言うと、シニアパスポートと商品値引きクーポンは併用可能です。
計算のロジックは以下のようになります。
- まず、レジで商品をスキャンし、クーポンを提示します。
- 対象商品の価格から、クーポン分(例:10%)が値引きされます。
- その「値引き後の税抜合計金額」に対して、シニアパスポートの「ポイント3倍」が計算されます。
値引きされた分、付与されるポイントは若干減りますが、「商品を安く買えて、かつポイントも3倍もらえる」という二重のメリットを享受できます。
一方で、注意が必要なのが「他のポイント倍付けキャンペーン」との併用です。例えば、店舗独自で「全品ポイント5倍デー」を実施していたり、特定の商品だけ「ポイント10倍」の札がついていることがあります。
この場合、倍率は加算(足し算)されません。「シニア3倍+キャンペーン5倍=8倍」とはならず、最も倍率が高い方のみが適用されます。つまり、5倍デーの日であれば、シニアパスポートを出さなくても(あるいは出しても)、5倍が適用されます。
シニアパスポートはあくまで「キャンペーンがない日でも最低3倍を保証してくれるベースアップカード」と捉えておくのが正解です。
貯めたポイントを20日のお客様感謝デーで使う
ここからが、いわゆる「ウエル活(ウエルシア活動)」の真骨頂であり、シニアパスポートの価値を最大化する秘訣です。
15日・16日のシニアズデーで貯めた大量のWAON POINT、皆さんはすぐに使ってしまっていませんか?それは非常にもったいないことです。
貯めたポイントは、毎月20日の「お客様感謝デー」まで大切に取っておくことを強く、強くおすすめします。
なぜなら、毎月20日に200ポイント以上のWAON POINTを利用して支払いをすると、そのポイントの価値が1.5倍に跳ね上がるからです。
最強の錬金術サイクル
- ステップ1(貯める): 15・16日にシニアパスポートを使って、還元率3%〜3.5%で効率よくポイントを貯める。
- ステップ2(寝かせる): すぐに使わず、20日までポイントを温存する。
- ステップ3(使う): 20日のお客様感謝デーに、貯めたポイントで買い物をする。例えば1,000ポイントあれば、1,500円分の商品が買える。

このサイクルを回すとどうなるでしょうか。シニアズデーに10,000円(税抜)買い物をすると、約300ポイント貯まります。この300ポイントを20日に使うと、450円分の買い物ができます。
つまり、元手10,000円に対して450円分のリターンがあったことになり、実質的な還元率は4.5%にも達します。
消費税の半分近くを取り戻せるこのテクニックは、家計防衛の要と言っても過言ではありません。200ポイント(=300円分の買い物)から利用可能ですので、まずは少額からでもこのサイクルの凄さを体験してみてください。
ウエルシアシニアパスポートの入手方法まとめ
ウエルシアのシニアパスポートは、60歳以上の方であれば誰でも入会金・年会費無料で簡単に作れる、持たないと損をする「魔法のカード」です。
- 入手は簡単:店頭で本人確認書類を見せるだけで即時発行。更新も無料。
- アプリ設定:表示されないときは「アンケート回答」を忘れずに。
- 特典:毎月15日・16日はWAON POINTが3倍。お酒は対象外。
- 活用術:貯めたポイントは20日に1.5倍で使うのが鉄則。

総務省統計局のデータによれば、日本の65歳以上人口は3,625万人と過去最多を更新しており、社会全体でシニア層を支える仕組みが重要性を増しています(出典:総務省統計局『統計からみた我が国の高齢者』)。
このような時代だからこそ、企業の提供するお得な制度を賢く利用し、豊かな生活を守っていくことが大切です。
「入手方法」と検索された皆さんが、この記事をきっかけに無事にパスポートを手に入れ、明日からの買い物が少しでも楽しく、お得になることを心から願っています。まずは次回の買い物の際に、勇気を出してレジで「シニアパスポートを作りたい」と声をかけてみてくださいね。
※本記事の情報は執筆時点のものです。制度内容は変更される場合がありますので、最新情報は必ずウエルシアホールディングスの公式サイトや店頭にてご確認ください。